ウルトロン35ミリf1.7
コシナのフォクトレンダーブランドがレンジファインダー内蔵の本格的カメラを発売する伏線として、このレンズが発売されたときは期待しました。すでにコニカヘキサノン35ミリF2は所有していたのですがわずか半絞りの差に惹かれたというよりは非球面レンズの描写性能に憧れたというほうが正しいでしょう。
このレンズには思い入れがあります。何と購入したその足で撮影した最初のフィルムがこともあろうか月刊カメラマン誌の月例でみごと金賞を受賞したのです。
どうやら吾輩にはスランプに陥ったときには新しいレンズを購入すると良いカンフル剤になるようです。1回しか効き目ないけど....。
月刊カメラマン1999年11月号月例金賞授賞作品
「光の饗宴」
データ:キヤノンP
ウルトロン35ミリF1.7
F1.7 1秒
エクタクロームダイナハイカラー100
←構成図(6群8枚)
画角:63度
最小絞りF16(10枚羽根)
最短:90センチ
フィルター:39ミリ
重さ:203g
発売:1999年