昨今のレンジファインダーブームで定評がある高級コンパクトカメラのレンズをライカマウントに改造して限定発売する流れが90年代に流行しました。このヘキサノンはその流行のきっかけを作ったレンズと言えます。
残念ながら限定わずか1000本という希少さからコレクターズアイテムとなってしまいましたが、このレンズの好評のおかげで後のコニカヘキサーRFプロジェクトが始動したとも言えます。
ちなみに現行のMマウントのヘキサノン35ミリF2はまったくの新設計でレンズ構成はまったく異なります。下の作例を見るまでもなく新設計でなくても十分だと思うのですが。旧設計のままだったら安く済んだし。
↑作例:「第2回コニカタンチョウチャリティフォトコンテスト」入選作品
蒼穹の中(2)
データ:コニカヘキサーRF
ヘキサノン35ミリF2
F6.3 1/500秒
コニカクロームSINBI100
すべてコニカ製品というのがこだわり。
←構成図(6群7枚) 変形クセノター構成 画角:62度 最小絞りF16 最短:90センチ フィルター:46ミリ 重さ:145g 発売:1996年 |