ミノックスクラブ札幌支部が新聞に紹介されました!!

 1月某日、何の前触れも無く突然北海道新聞社さまより電子メールが当方に届きました。
内容を要約すると、「貴方(←当方)のサイトを見て興味を持ったので取材させて欲しい」との事。
 驚いたのは当然。いままでウチのサイトを何の連絡も無しに引用されたりリンクつけられた事は数知れずあれども(というか、リンクさせてくださいというメール自体未だかつて1通も受けた事が無い......)取材をさせて欲しいなどという大げさな依頼は受けたことがないです。もちろん当方から売り込んだ訳ではありません。
 ミノックスクラブ札幌支部に出版社から取材を受けたのは今は無き北海タイムス社(1998年倒産)様からの取材以来なので10数年ぶりの事のはずです。その当時はこのサイトが存在していないのでもっぱら取材対応は当時の札幌支部長の故栗山氏が受けておられました。

 「貧乏人の顔写真が新聞に出るのは犯罪を犯したときに限られる」
(旧ソ連の作家、マクシム・ゴーリキーの名言....だそうです)


 とあるように私が新聞ザタになる事は何かヤラかした時でもなければありえないと幼少期から思っていました(w)。どうやら私は貧乏人ではなかったようです....
 取材日は2月4日。北海道新聞社内のスタジオでという事。手持ちのミノックスカメラと作例写真をいっぱい持ってきて欲しいとの要望でしたが、私が所有しているミノックスの台数などタカが知れているので急遽、当日に来られそうな会員に声をかけて、富田氏と渡辺氏が駆けつけてくれることになりました。
 で、掲載された新聞がコレ(北海道新聞2012年3月9日夕刊)


(ウェブ許諾表記:北海道新聞社許諾D1203-1209-00008363)

 おお〜!2ページに渡ってぶち抜きの特集記事ですよ。
 はい、私の顔写真もでっかでかと載っております(ゴールドミノックスを構えている写真ね)。
 机の前に並べられたミノックスも....おそらく北海道に存在するミノックスの1割くらいがここに集結したんじゃないでしょうか?
 取材を受けながら「あと10年早く取材に来られたら五十嵐さん(初代札幌支部長、北海道弁護士会の会長でした)や栗山さん(2代目支部長)がご存命だったからものすごいコレクションをご披露できたんですけどねぇ。」と富田さん渡辺さん。....ちょっと湿っぽくなってしまいました。
 ミノックスカメラの使い方のコツとか、現像のしかたとか、歴史などなど1時間に渡る取材の間、よくぞまあという程しゃべりましたです。
 取材の後に、私が所有しているミノックス関係の蔵書を資料用に記者さまにお渡しして解散。新聞掲載は来月とのお話でした。



↑筆者所有のミノックスたち。なるべくキレイな奴を選んで撮ってもらいました。BL型に関しては「よくこんなに綺麗なBL残っていたねぇ〜!」と富田・渡辺両氏からも絶賛されました。はい、元箱も取ってありますよ。
 ひととおりうんちくが終わった所で、やっぱり話題になるのはフィルムの供給体制の不安。
 「フィルムが手に入りにくくなってこれからミノックスをやろうとする人には敷居が高すぎる」とどんどん暗い話になってしまいました。
 とりあえず2012年現在はまだSHARANさまがミノックスフィルムの販売を継続して下さっていますが、現像体制はほぼ壊滅状態で自宅で現像できるモノクロフィルムでなければ撮影は困難という状況になっています。
 とゆーわけで、これからミノックスを楽しみたい方はやっぱりデジタルで!というオチで新聞記事も締めくくられておりました。

 最後に、うちのようなつたないサイトを読んで新聞に掲載して下さった北海道新聞社さまにお礼申し上げて締めさせて頂きます。


2012/05/28Up

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