スーパーワイドヘリア15mmF4.5

 私が所有する写真用レンズ、一眼レフ用レンジファインダー用を問わず最大画角のレンズです。このレンズが発表されたときは狂喜乱舞して現物を見る前に注文しちゃいました。なにしろいままで未経験の画角ですから。一眼レフ用で(ニコンとペンタックスで発売している)15ミリを買うとなるととんでもない出費になる。ましてやライカ用のホロゴン15ミリF8の価格なんぞ今や天井知らず。その非現実的映像がこのお値段で、しかも最新の設計で!。使い道も考えずに買ってしまい、ボロボロになるまで使い込んでいます。
 さて、実際に使ってみると当初の予定だった風景写真では画角が広すぎてかえって適応しにくく、意外にもポートレイトでの特殊効果目当てで使うことのほうが多いですね。
 15ミリ超広角とは言えカメラを地平線に対して水平に構えれば妙なパースも出ずにわりあい常識的な画像になります。こういうハッタリの効いたポートレイトは大好きです。撮影会では後ろの人に小突かれるけれど(苦笑)。
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撮影データ:コニカヘキサーRF
スーパーワイドヘリア15ミリF4.5
F16 1/125秒 エクタクロームダイナ
ハイカラー100 ストロボ同調

↑構成図(6群8枚)
画角:110度
最小絞りF22(10枚羽根)
最短:30センチ(距離計非連動)
フィルター:装着不能
重さ:105g
発売:1999年